この記事は、私が運営しているスペインに関するあれこれを書いているブログ「スペインの扉」に2018年10月に掲載した記事を、ビタルスペインのお客様の為に加筆・再編集した内容となっています。

お奨めのスペイン旅行の時期

一昔前ですと、「はい、それは3月~6月、9月~11月がお奨めです。」とはっきり言い切っておりました。それは比較的気候が「例年通り」で、読みの外れる年が少なかったのです。ところがここ10年は「例年と違って」と言うセリフが枕詞になってしまったかのように、年毎に大きく異なってきている傾向があります。また、一昔はマドリード=>アンダルシア=>バルセロナにしか日本人観光客が訪れなかったという傾向から、デスティネーションとしての認知度が安定してきてから、日本人観光客が訪れる範囲も限定できなくなった来ました。こうなるともういつがお奨めできるのか、正直とても悩みます。訪問する地方にもよってお奨め時期が異なるので、一概にいつがいいです、と言い切れなくなってしまった感もあるのですが、日々の観察の繰り返しで出してきた私なりの結論を、地方に区切ってご紹介しようと思います。

※各地方のポイント(赤文字部分)は「気候的観点からのお奨め時期」とご理解ください。

マドリード

私の暮らすマドリードは、スペイン本土内では一番天候に恵まれている場所だと思っています。マドリードのお奨めの時期は通年と言っても過言ではありません。

♠ ポイント ♥ お奨めは一年中!

  • 1月は降雨量が比較的少なく、天候が安定しています。市内の気温は夜間にマイナス2~4度ほどになることもありますが、大阪・東京の寒さとあまり変わらないでしょう。
  • 2月は引き続き真冬+雨が降る確率が1月より高くなり、すこしだけ不安定な時期に当たります。
  • 11月~2月は欧米人観光客、団体客があまりこの時期に旅行をしないため、プラド美術館が比較的ゆったり見られます。
  • 3月は冬、初夏といった日が交互に訪れるような時期ですが、基本まだ冬の服装です。
  • 4月になるといわゆる雨季が始まり雨続きとなる可能性も高くなります。運よく晴れ間に当たるとすがすがしく日差しも明るくすばらしい町歩き日和が期待できます。日中は30度近くになる日も出てきます。傘の持参が必須です。
  • 5月は日毎寒くなったり暑くなったり、夜間と日中の寒暖の差が一番感じやすいのがこの時期。雨が降ったりやんだりするのもこの時期の特徴です。スペインでは「5月一杯冬のコートはしまうな」言われるのですが、それはスペイン人が実生活から生まれた言葉です。
  • 6月に入るとマドリード真夏日に入る日が急激に増えます。早い年だと6月の初頭から35度近くになる年もありましたが、普通だと日中最高気温が30~33度ほど。ただし豪雨に混じって雹が降ったりするおかしな天気に度々見舞われるのも6月です。
  • 7月・8月 マドリード市としてはローシーズンを迎え、市内のホテルも料金が下がります。マドリードっ子は夏休みで海に行ってしまい、人口も2/3以下に減るので市内の車が少なく、人込みも少なく歩き易いのでマドリードの夏は私は大好きです。この2ヶ月で雨に降られることはほぼ皆無です。公共交通機関の本数も減ります。
  • 9月・10月 残暑が厳しく10月も昼間は真夏日の日差し(気温35度前後)ですが、夜間は涼しくなってくるので、上着の持ち歩きが必要になってきます。
  • 11月 すっかり夏の日差しどころか一体何時太陽が戻ってくるのだろう?と思ってしまうほど雨続きとなるのが11月。日本の梅雨に似ています。この時期は傘の持参が必須です。
  • 12月 あれだけ続いていた雨も12月になると不思議とやみます。クリスマスシーズン、イルミネーションが点灯して、町歩きもぐっと楽しくなります。年末年始を除けば、ホテル料金は安いし、クリスマスマーケット、ポップアップマーケット、コンサートなどのイベントが目白押しで、マドリードを楽しむには実は一番お奨めの時期だと思っています。気温も日中に10度以下になることも12月はありません。
  • マドリード市内はホテル料金が12月~2月と7月~8月に安くなります。

アンダルシア地方

アンダルシアはスペインのフライパンという表現を聞いたことがあるでしょうか?文字通り、夏は熱したフライパンのように高温になることで有名です。ここ10年以上、事実上6月頭~10月末頃まで日中は35度を超える傾向が続いています。主なパッケージツアーに組み入れられているコルドバ、セビージャの7月、8月は連日35度を超え、猛暑ですと38~42度という数字が道路脇の温度計に表示されることも珍しくありません。この時期は日没も遅いため(21時~21時30分頃)、夜中まで高温が続きます。6月、9月、10月は7月、8月に比べて夜間の気温が下がりますが、観光中の気温はまだまだかな~り高く日差しもきついです。にも関わらず世界中から観光客がアンダルシアに押し寄せるのも6月~9月前半なので、主要な町はどこも混雑しています。観光モニュメントに入場するために35度の太陽の下30分以上待つ、ということもざらです。11月に入るとアンダルシアも一ヶ月ほど降雨量の増える時期になります。

♠ ポイント ♥ お奨めは12月~6月

  • コルドバのパティオを楽しむには4月~6月と12月のクリスマスシーズンがお奨めです。
  • スペインの代名詞的存在のひまわり畑は、年毎に前後しますがアンダルシアでは5月末~6月半ば頃が一番旬の時です。ただし、個人で畑に近づいてインスタ用に写真が撮りたい!というのはかなりの難関です。現地発のツアーに参加するのがお奨めです。
  • アンダルシア地方の町には街路樹にオレンジの木がたくさん植えられています。オレンジの花はすばらしく高貴な香りがします。オレンジの花の開花期間は短いのですが3月半ば~終わり頃にオレンジの花の香りを楽しめます。
  • 1月後半~3月後半頃ですと、グラナダのネバダ山脈が雪に覆われた景色を見ることができるでしょう。よい写真を狙いたい方はアルバイシンまで足を延ばしてみてください。
  • 真夏日となる6月~10月のアンダルシアは気候は安定していますが、とにかく砂漠並みに暑いです。午後に休憩が取れるような、ゆったりとした行程を組むのがいいですよ。

カスティーリャ・イ・ラマンチャ地方とエストレマドゥーラ地方

内陸に位置するこの2つの地方は、「真夏はアンダルシア同様に38度以上の気温となり、真冬は大雪が降ったり気温もマイナスとなる日が続く」極端な地方です。気温の観点からすると6~9月はあまりよい時期とはいえません。ですが、世界遺産都市トレドの旧市街が雪に覆われるということはありません。

♠ ポイント ♥ お奨めは3~6月、9月~11月初旬

  • エストレマドゥーラ地方の春は最高です!デエサ(Dehesa)と呼ばれる放牧用の大地が花と緑の絨毯に覆われたようになり、春の到来を五感で楽しむことができます。
  • どちらの地方もお奨めは3月~6月半ばと9月後半~11月です。またこの地方の1月、2月はかなり冷え込みますので、しっかりと防寒してお出かけください。
  • ラ・マンチャ地方にあるコンスエグラ(風車の村)はカタルーニャ地方ではカルソッツと呼ばれる甘い白ネギの生産地でもあります。1,2月の収穫時期にはおいしい白ネギ料理がここでも楽しむことができます。
  • トレドのパラドールのレストラン-カフェテリアのテラス席で、夕暮れに染まっていく旧市街を眺めながら冷えたビールや白ワインを楽しむ至福の時間は、日照時間の長い夏(6~9月)だからこそ楽しめる醍醐味です。
  • あまり知られていませんが、ラ・マンチャ地方のクエンカは良質なひまわり(食用)を育てる名産地。ひまわり畑が6月頃に見られます。

バルセロナ・バレンシアなどの地中海沿岸地方

地中海気候と呼ばれ通年を通して比較的温暖というイメージのあるこの地方。確かに真夏日でもアンダルシアやエストレマドゥーラ、ラ・マンチャ地方のように40度を超えることもあまりありません。ですが、気温が高くならないわけではなく、海に近い分湿度も高いので、マドリードの夏に比べて確実にじっとりとした汗をかきます。(それでも日本の夏ほどではありません。)気候の点からするとこの地方もマドリード同様通年お奨めだと言えます。湿度がマドリードより高い点を除けば、降雨量や降る時期もほぼマドリードと同じくらいと考えていて問題ありません

♠ ポイント ♥ お奨めは一年中!

  • バレンシアは火祭りで有名ですが、お祭りは3週間近く続きます。3月前半だとまだそれほど混雑していないので、ニノット(張子の人形)の展示や開催期間中のイベントも比較的ゆっくり楽しめます。
  • 夏のバルセロナは半端なくどこも混雑していますので、出来れば7月~9月を外した時期の訪問・滞在がお奨めです。
  • バルセロナの大晦日~新年を迎えるカウント・ダウンのイベントは年々有名になりつつあります。盛大にスペインらしい年明けを迎えてみたいという人にはクリスマス~お正月のバルセロナ滞在もお奨めです。
  • 地中海沿岸地方は、バルセロナ以外でも7月、8月はスペイン人の夏休みシーズンにもなり、内陸に住むスペイン人達もぞろりとバケーションの為にビーチへ出かけます。スペイン人は2週間以上の夏休みを取ることが多いので、各月の初日、15,16日、最終日は休暇ラッシュと呼ばれ、RENFE長距離線、長距離都市間バスも満席となります。早めのスケジュール管理、チケットの確保のご用意を!

カスティーリャ・イ・レオン地方

スペイン領土のおよそ1/5を占める広大な地方。内陸かつ海抜の高い地方でもあり、1月、2月には大雪となることもあり、とても厳しいです。一方の夏は乾燥していて気温もマドリード並みに上がりますが、夜はずっと涼しくなるので過ごしやすいのが特徴です。雨季はマドリードの動きと似たような傾向で、3月~6月初め、11月に一番雨がよく降ります。

♠ ポイント ♥ お奨めは4~11月初旬

  • 3月~4月にこの地方へバスや列車で移動すると、ケシ(ポピー)の花畑があちこちで見られます。赤と緑色にゆれる草原はとてもかわいらしく和みます。
  • サンティアゴ巡礼をこの地方から始めるなら、5月以降~10月頃が良いでしょう。
  • アンダルシアのひまわりより開花時期も遅いため、この地方では7月、8月にひまわり畑に出会えます。
  • ワインの産地として有名なカスティーリャ・イ・レオン地方。ワイナリー巡りをしながらこの地方ならではのゆったりとした自然の風景を楽しむには5月以降~10月頃ならいつでもお奨めです。ぶどうの収穫が各地で8月末~9月に行われるので、その時期に訪ずれると、普段以上に活気溢れたワイナリーの雰囲気が楽しめます。

カンタブリア・アストゥリアス・ガリシア-北スペイン

スペインの中でも降雨量の多いこの地方は、11月~4月前半頃までとてもよく雨が降ります。沿岸部と内陸の山岳地方とでは海抜の差が大きいため、沿岸部は冬の晴れ間は気温も比較的穏やかですが、内陸の山岳地帯では降雪確率がとても高くなります。

♠ ポイント ♥ 北スペインへのお奨めは4月後半~10月

  • ですが、サンティアゴ・デ・コンポステーラや、ア・コルーニャ、サンタンデールやヒホンなど、沿岸地方の町に1,2日ほど滞在・観光するだけで、多少の雨なら気にならない場合は、他の時期もいいですよ。灰色がかった石造りの家や町並み、雨に濡れてつやつやと輝く石畳の道、苔むした教会の壁、潤った森林や牧草地には他の地方では味わえない旅情があります。
  • ガリシア地方は椿がたくさん植えられています。冬の観光にはあちこちで椿の鑑賞が楽しめます。
  • 北スペインは海産物の産地でもあります。おいしいシーフードを食べるなら、やはりこちらでも冬がお奨めです。
  • アストウリアス、カンタブリアの夏は最高に美しいです。グリーンスペインと言われているだけに、沿岸部でもすこし内陸に入れば緑の放牧用の大地と丘が広がっています。
  • 絶景に出会えるコバドンガ湖地域のハイキングコース、ピコス・デ・エウロパの登山、ハイキングは7,8月がベストシーンズンです。
  • 個人的には、夏にスペインに来られるならだんとつ北スペインを一押しいたします。

バスク地方

年々知名度も人気度も高まる一方のバスク地方。スペイン一番の美食地方という立ち位置も不動のものとなってきました。バスク地方も前項の北スペイン同様、降雨量の多い地方ですが気温は通年他地方に比べて温暖だと言えます。真夏に35度を超えることも、1月、2月の真冬でもバスク地方で気温が10度以下に下がることもあまりありません。そのかわりスペイン全国でカンカンの日照り続きの7月、8月でも、雨の降る確率が非常に高いこともこの地方の特徴です。特に11月~4月頃までによく雨が降り続きます。沿岸部と内陸山岳地域とでは、海抜の差のため、常に2~3度の温度差があります。

♠ ポイント ♥ お奨めは4月後半~10月

  • サン・セバスチャンはこの地方で最も人気のある観光地。7月、8月はヨーロッパ中からバケーション客が集中するため、ホテル料金が高騰します。ですが、アンダルシアに比較すると「何処が?」という印象になるかもしれません。
  • サン・セバスチャンとビルバオ以外の地方は外部への観光PRもアンダルシアやカタルーニャほど行われてきていないので、どこへ行ってもゆったりと滞在を楽しむことができます。
  • この地方の町歩きには突然の雨に備えてフード付きの上着や折りたたみ傘を持参するといいでしょう。

リオハ・ナバラ・アラゴン地方

あまり馴染みのない地方ではありますが、リオハはワイン、ナバラは牛追い祭りのパンプローナ、アラゴンは世界文化遺産でもあるムデハル建築というトピックで、多くの人達を強く魅了する個性豊かな地方です。

この地方は地理的にも大変興味深く、北部は湿潤、南部は乾燥、中央は亜寒帯気候と認識されています。通年の平均気温だけを見ると10~15度となっているのですが、夏も冬も北と南とでは20度近くの激しい気温の差が見られる時期もあるほどです。降雨量に関しても、湿潤な北は降雨量がグリーンスペイン同様に高く曇りの日が多く長い冬の後に穏やかな夏が訪れるのに対して、南はラ・マンチャほど乾燥しているため、厳しい冬と猛暑の夏になります。また南部はその地理的条件から強風が吹く日が多いことも特徴の一つと挙げられます。

♠ ポイント ♥ お奨めは4月後半~10月

  • リオハ地方はワインの名産地。収穫前のブドウ畑を見にワイナリーを訪問するなら春~8月がお奨めです。11月になるとこの地方の体感気温はもう東京の真冬ほどになっています。
  • パンプローナの牛追い祭りは毎年7月初旬の開催です。ナバラの人口の50%がパンプローナに集中してる大き目の町ですが、祭りの開催期間は町の人口が3倍ほどに膨れ上がります。祭りに興味のない方は、この時期のパンプローナの訪問は避けることをお奨めします。
  • ナバラはスペインでも高品質でおいしい野菜の名産地。1月中旬~5月の半ば頃まで、旬の野菜が出る時期となり、摂りたての3大春野菜(ホワイトアスパラガス、アーティチョーク、ソラマメ)のソテー(menestra)があちこちのレストランで提供されています。絶品ですよ!!
  • サラゴサでは10月に聖母ピラール祭が開催されます。お祭りの興味のある場合は、早めのホテル手配が必須です。
  • サラゴサの冬は風が強く体感温度もとても低く感じられます。逆に夏は流れるエブロ川の湿気のため、気温が高いだけでなく湿度も高いため、かなり体力を消耗しますのでご注意ください。

カナリアス諸島

常春のカナリアス諸島の一年間の平均気温は20度前後。ビーチや屋外のアクティビティ、ヨーロッパ最大のプール-Siam Parkを楽しみたいなら当然夏がお奨めです。12月~3月の冬場は寒い北欧諸国のバケーション客の間で大人気のデスティネーションでもあります。穏やかな気候のおかげでカナリアス諸島は年中人気の観光地です。

中でもカナリアス諸島最大の島-テネリフェ島の最大のイベント-カーニバル(2月)は世界的にも有名で、スペインでも毎年テレビ中継されているほど盛大で、街中もお祭りムードで賑わっていて滞在がずっと記憶に残るものになるでしょう。

バレアレス諸島

日本人にとってはバレアレス諸島という総称よりも、イビサ島、マジョルカ島、メノルカ島とそれぞれの島の名前のほうがなじみがあるかもしれません。

同じ島でも、カナリアス諸島はスペイン本土よりもアフリカにずっと近いので年中気温が温暖であるのに対比して、バレアレス諸島はバレンシア地方あたりの、緯度的には首都マドリードと同じくらいに位置しているため、普通に夏と冬の寒暖の差があります。ここ近年では冬に大雪が降ったりするようなニュースも度々聞かれたりもします。

基本バレアレス諸島の観光ハイシーズンは6月後半~9月半ば頃。この時期の訪問を検討するなら早めにホテルと飛行機の手配に着手するのがお奨めです。

♠ ポイント ♥ お奨めは4月後半~10月

  • イビサ島は特に、スペインの中でもカディスに次、最も重要なフェニキア文明遺産の保存されている場所でもあります。ビーチリゾートが目的ではなく、歴史、文化を求めるならば、夏場は避けるのがいいでしょう。
  • 逆にイビサでクラブパーティー、船上パーティー、イベント、コンサートなど夏場はイベントがあり、思いっきりはじけたい人はハイシーズンに出かけるべきです。オフシーズンになると、休業するディスコ、クラブ、ホテルなどもあります。
  • マヨルカ島は夏のビーチリゾートとして人気があるのはもちろんですが、実はサイクリングのメッカでもあるのです。世界中からプロ、アマ問わず、1月~4月頃には、マヨルカ島でのサイクリング観光またはトレーニングをしに自転車好きが集まります。
  • 喧騒は避けたいけれど、夏のよい気候に綺麗な海でビーチリゾートを楽しみたいという人には、メノルカ島がお奨めです。

避けたいスペインのピーク時とは

ピーク時に滞在するとデメリットが目立つ

スペインでは年間を通じて首都マドリードやバルセロナだけに限らず、アンダルシアでもかなりの大規模な国際会議、フェリア、イベント、祭りが毎年開催されています。スペイン内外から一定期間開催地に人が集中して、経済効果がとても期待できるだけに、各都市こういった会議やフェリアを維持するのに大変なエネルギーを注いでいます。

でも、その一方、こういった時期に滞在が重なってしまった普通の観光客には何もメリットがないばかりか、デメリットのほうが目立ちます。

デメリット:

  • 公共交通機関・市内が非常に混雑している。
  • タクシーが捕まりにくい。
  • 飛行機代が高くなる。
  • 宿泊費が高騰する。
  • 観光ポイントがとても混雑していて入場券が取りにくい。

など、実際のコスト面でも大きな影響を受けます。

ビタルスペインでは「憧れのスペインに行きます」という旅行者の方々からご相談をよく受けます。憧れのという表現を皆さんがよく使われるので、こちらもよし!がんばってよい旅行計画を作りましょう、と思ったら、ばっちり滞在期間がフェリアや国際会議に重なっていた・・・では気の毒な気持ちになるのが避けられません。先に分かっていたら旅行期間をずらすことも可能だったのに、と。

特に皆さんが降りスペインの空の玄関バルセロナとマドリードでは大規模な国際会議、フェリアがあるので、可能な限りその時期を把握した上で旅行の計画を立てた方が、滞在中のホテルのコストだけを見ると随分変わってくるものなのです。以下、毎年開催される大型フェリア・国際会議・お祭りなど開催により混雑する時期を都市毎に挙げてみました。

マドリードのピーク時

2019年1月23~27日 FITUR 国際ツーリズム博
2019年2月8~10日 MOMAD METROPOLIS 国際ファッションフェア
2019年2月20~24日 ARCOMADRID  国際アートフェア
2019年9月6~8日 MOMAD METROPOLIS 国際ファッションフェア

その他のマドリードの国際会議の日付を確認するにはマドリードの国際会議場IFEMAのオフィシャルページをご確認ください。

バルセロナのピーク時

以下の代表的な国際フェアに加え、バルセロナでは年間100近くの国際会議が開催されます。

2019年 2月25~28日 Mobil World Congress 国際モバイルフェア
2019年 4月22~24日 B-TRAVLE バルセロナ旅行博 *
2019年 5月09~19日 Automobileバルセロナ 
2019年 5月10~12日 Formula 1 *
2019年 6月20~26日 ITMA 国際テクスタイル見本市
2019年 9月19~20日  European Association for the study of diabetes anual meeting /EASD
2019年 9月27日~10月1日 European Society for medical oncology / ESMO 
2019年 11月19~21日 Smartcity World Expo Congress

また、中でも太字のフェア、会議期間は特にホテルの予約、プレイベート送迎車、タクシーの手配などが困難になりますので、要注意です。

バルセロナのフェリア会場-FIRAで開催されるその他のフェリアの時期を確認するには、FIRAのオフィシャルページをご確認ください。国際会議の日付を確認するにはBarcelona Convention Brueaのオフィシャルページをご確認ください。

加えて9月は旅行ハイシーズン。クルーズ船もバルセロナにやってきます。9月にバルセロナへ旅行を考えている方は早めにホテルを予約しておいたほうがいいですよ!!!

Booking.Comなら予約してもキャンセル無料のホテルがたくさんあるので、滞在日や飛行機が未決定でも、滞在したいエリアにホテルだけでも先に予約をしておいて、その後旅行の詳細を詰めていくという流れにすれば被害はきっと小さくてすむはずです。

その他の都市のピーク時

バレンシア 

2019年 3月1日~19日 FALLAS(ファジャス/火祭り)

一番混雑するのは3月17日~19日。オフレンダ、花火大会、マスクレターと祭りの最大の見所が集中しています。

セビーリャ

2019年 5月4日~9日 フェリア(春祭り)

スペイン3大祭りの一つで、視覚的に大変華やか。ホテルは軒並み値段が高騰しますので、フェリアを見たい!という方は今からでも予約をしておくことがお奨めです。この時期のセビーリャは確かに華やかですが、大聖堂、アルカサールなども大行列。しかも運が悪いとこの時期はもう大変暑くなってきているので、入場券を買うために炎天下2時間待つなんてことにもなりかねませんので要注意です。

コルドバ

2019年 5月6日~19日 パティオ祭り

年々国際化してきているコルドバのパティオ祭り。コルドバの旧市街は大変細い道が多く、パティオもそう大きなスペースではないことが多いので、この期間中は本当に歩行困難となる時間もあるくらいの混雑しています。個人旅行者は特に、旧市街中心の宿を抑えて出来る限り徒歩観光をしたいと思われことでしょう。この期間中も出来れば避けることができればそれに越したことはありません。

ただし、祭り終了後の2週間は閉まっていて見られないパティオも多いので、祭りの大混雑は避けたいけれどパティオは見たい、という方は、開催前か6月以降がお奨めです。

なお、ここに書き出していないスペイン全国の見本市、展示会、フェア情報は日本貿易振興機構(JETRO)のオフィシャルサイトにて日本語でも確認できます。

JETRO オフィシャルウェブサイトはこちらからどうぞ!

2019年のスペインの祝祭日と連休

2019年スペイン全国共通の祝日

1月1日  新年
4月19日  聖金曜日
5月1日  メーデー
8月15日  聖母被昇天の祝日
10月12日 建国記念日
11月1日  全聖人の祝日
12月6日  スペイン憲法記念日
12月25日 クリスマス

2019年スペイン国内の連休

最後に、スペインも日本と同様祝祭日の連休はどこも混雑しています。これらの日付にスペイン旅行が重なるな~と事前に分かっていれば、ホテルや列車、飛行機の手配など早めに準備を進めることができますね。スペイン人の国内旅行者で観光サービスが混雑する連休をあげておきます。

2019年 4月14日~21日 SAMANA SANTA(聖週間)

2019年 5月1日~5日 メーデーに重なり、多くの自治州で2日を祝日にするところがあり、多くの人の移動が予想されます。

2019年 8月15日~18日 15日が祝日、16日が金曜日に当たるため連休にする人が多く、かつ夏の休暇の後半の始まりに当たります。交通機関は大変混雑するでしょう。

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